Interview
インタビュー
サービスも働き方も自分たちの手で作り上げていく「挑戦に寛容」な会社
技術本部
沓名 雅司

――現在所属されている部署と、業務内容を教えてください。
技術本部に所属しており、主な業務内容は電子書籍の配信システムの開発および運用保守です。
新規事業として、配信システムのクラウド化、ブロックチェーン技術を活用した電子書籍の流通基盤開発といったプロジェクトにも携わっています。
――メディアドゥに入社されるまでのご経歴について、教えていただけますでしょうか。
SIerでエンジニアとしてキャリアをスタートし、開発を数年経験して、システムの設計・提案、PMを経験しました。その後、ERPパッケージベンダーに転職し、人事や会計などのパッケージ製品開発に従事していました。
その会社では後半、シンガポールに赴任していて、インド、バングラデシュ、中国など様々な国のメンバーを取りまとめる経験をさせてもらいました。仕事自体は楽しかったのですが、次第に「一つのサービスにしっかりと携わり、世の中に広めていくような仕事がしたい」という考えが生まれ、転職を決意しました。
そこで出会ったのがメディアドゥだったのです。
――自社サービスを持つ企業の中でも、メディアドゥに惹かれたのはなぜでしょうか?
電子書籍という成長産業の中で、しっかりと基盤を築けているところです。
恥ずかしながら、転職するまでは電子書籍取次業というビジネスを知りませんでした。
しかし出版業界という業界の特性上、取り組むべき課題は多くあると思いましたし、それに対して電子書籍取次でNo.1という立場から携われることに大きな可能性を感じました。
業界にイノベーションを起こせるようなチャレンジをするには、業界内で一定のポジションであることも必要ですし、メディアドゥはそれを持っている会社だと思いました。
――メディアドゥの魅力は?
挑戦に対して寛容なところですね。
技術への興味が強く、新しい技術の取得や、課題に対しての適切なソリューション提供にやりがいを感じる方には、とても魅力的な会社だと思います。
具体的な例を挙げますと、私の携わっているブロックチェーンのプロジェクトでは”Hyperledger Fabric”というオープンソースのブロックチェーン基盤を採用しています。実務の中で最新技術に触れることができるのは、自社サービスを持つ企業ならではですね。
また、働きやすい環境づくりにも挑戦しており、エンジニア主導で「イケTech会議」というものを実施しています。この会議を通して、資格取得制度が新たにできたり、就業時間中の勉強時間を確保できるようになるなどの実績も出てきています。
――今後、沓名さんがメディアドゥで挑戦したいことはありますか?
メインで担当しているブロックチェーンを活用した電子書籍の流通基盤を世に出すことは大きな目標の一つです。
そして次の段階として、コンテンツをより多くの人へ届けるために、全体最適化を進めていきたいです。電子書籍がユーザーの手に届くまでには、作者、編集者、出版社、書店といった多くのプロセスを経ています。あらゆる立場の方が、実現したいことをスムーズに叶えられるプラットフォームにしていきたいですね。
ゆくゆくは、蓄積している電子書籍データの解析をもっと分析し、さらなる開発に活かしていくようなことにもチャレンジしたいです。
――最後に、インタビューをご覧の方にメッセージをお願いします。
「電子書籍取次」という事業を聞いて、イメージがわかない方も多いかと思います。
どんなことをやっているのだろう、と少しでも興味をお持ちいただける方はまず話を聞きに来てみてください。業界自体の規模も大きく、有意義な事業であることがお分かりいただけるかと思います。
ご応募お待ちしています。